エアタカのつれづれ潰し!

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【ガリレオ】禁断の魔術_感想書きます(ネタバレなし)

こんにちは!
今回は先週放送されたガリレオのSPドラマを視聴した感想を書きます。
ネタバレを避けながら、ドラマSPでよかった点を記載しますので、よろしければ参考にしてみてください。

今回自分が印象に残ったポイントは以下の3つです。

①草薙さん、大活躍

②湯川の全く変わらないところ、変わったところ

③個人的に好感した意外な人物

 

①草薙さん、大活躍

今回のメインバディは北村一輝さん演じる草薙刑事です。
ヒロイン枠の新木優子さんの演じる牧村刑事にもちゃんと出番はありますが、
今までと違うのは草薙が湯川ラボを頻繁に訪れて相談にちゃんと来る点です。

捜査責任者として牧村たちに指示を出しながら事件解決に奮闘するなど終始出番があり、原作ファンが見たかったものをついに実写のほうでやってくれた感じです。


劇場版の公開と同時並行のプロジェクトですので、草薙と湯川の現在の関係性をしっかり描くこともこのドラマの主体の一つであったのかなと思います。

容疑者Xの献身」や「ガリレオ エピソード0」でもこの二人や友情を垣間見ることはできましたが、本作と現在公開中の劇場版はこれまで以上にやり取りが多いです。

 

それゆえかこの二作では湯川と意見の相違から衝突することもあります。

ただ、お互いの性格や考え方、職業をリスペクトしながらも、譲れないところでは正面からぶつかる。でもなんだかんだ腐れ縁的な雰囲気で大体落ち着く感じがすごくいいなあと思いました。

 

 

②湯川の全く変わらないところ、変わったところ
まず外見、しぐさが全く変わらない。
若々しいというか、ドラマ1stシリーズとほとんど変わらない。
これは福山雅治さん、相当日頃から努力されているのだろうなと思います。

 

変わったところは湯川の内面。
興味深い事象がない限り事件には無関心でいた湯川が、人のために自分から事件のことを調べ、最善な結末を模索するようになってきたと思います。
1stシーズン初期のちょっと冷めた感じからはえらく変わったように感じますねw
それはこれまでの事件で様々な人と出会い、人は思いやる生き物だと知ったからこその変化だと思います。

今回も教え子が事件に関与している可能性をいち早く見抜き、独自に事件のことを調べ始めます。終盤で湯川がとる行動とその覚悟も必見です!

 


③個人的に好感した意外な人物

これは小説も既読済みゆえの感想になるのですが、個人的に良かったなと感じた人物がいました。それは今回の事件のキーマンとなる代議士の大賀仁策です。
劇中ではすごいふてぶてしい政治家というイメージでしたが、本作ではちょっと印象が違いました。彼がやったことは小説と大まか同じですが、自責の念を感じて心残りを持っていました。命が狙われていることが発覚した中盤以降で秘書の鵜飼に「私は自分が殺されるのを恐れているわけではない」と語り始めるシーン鈴木浩介さんの名演もあって非常に印象に残りました。最終的に彼がどのような決断をしたかも後日談として明らかになりますが、それも小説とは異なる展開となりよかったと思います。

 

以上、「禁断の魔術」に関しての個人的な感想でした。
本当は渡邉いっけいさん演じる栗林さんのことや、好演した村上虹郎さん、森七菜さんのことも書きたいのですが、ネタバレにどんどん触れていきそうなので止めておきますw

まだ未視聴の方はFODやTVerなどのVODで見ることも可能なようなので是非視聴してみてください。

 

「沈黙の魔術師」も鑑賞してきましたので、そちらの記事も別途書きたいと思います。

 

※「ガリレオ エピソード0」は本作に次いで草薙さんの活躍の場が多い作品です。

 二人が帝都大学生時代だった頃も描かれており、振り返りにお勧めの一本です。